こんにちは、RIOKOです。

ネット業界って「人脈」づくりが重要、みたいな話を良く聞きますよね。
たしかに人と人とのつながり、は大切だとは思いますが、私は 「人脈」づくりにはあまり興味がありません。

大規模な「異業種交流会」や「業界交流パーティ」のようなものにはほとんど出席しませんし、普段から名刺を持ち歩いて、出会った方全員に配るような事もありません。
社会人になって20年、そういうイベントには何かしらの「見返り」、悪く言えば「カモ」を求めている人が会場を回遊して(笑)名刺を配り歩いているだけで、そこで知り合った方とビジネスをしたりとか、何かヒントを得た事が全く無いからです。(終わったあとに一方的なDMが沢山来るくらい)

まあ、そういう華やかな雰囲気が好き、という方はパーティを楽しみに行くには良いかもしれませんが、多くを期待すべきではないのかなーと思っています。

どちらかというと内向的な(友達に言うと笑われますが)ほうですので、飲みに行ったりする友人は限られていますし、ほとんどが趣味を通じで知り合った方で、年齢も職業もばらばらです。でも、どちらかというと友人になったり、全く違うきっかけで出会った方が、ずっと後になってから「そういえば○○に詳しかったよね?」とお客様を紹介してくださったり、こちらからも「○○出来る方知りませんか?」などと紹介をお願いしたり、といった事が多いです。

大切な友人のご紹介ですので、信頼がおけますし大抵はフィーリングがぴったりあって、良いお客様や、ビジネスパートナーとなってくれる事が多いので、とても助かっています。

先日読んだ本の中でも実業家のイヴァンカ・トランプ嬢もこのような事を書いていました。
イヴァンカ・トランプは、米国のトランプタワーなどで知られる不動産王、ドナルド・トランプの娘で、父ゆずりのビジネスセンスと、かなりの美貌の持ち主。ファッション、不動産業界で名を挙げつつ、2人の子どものママでもあります。米国では「利口なパリス・ヒルトン(笑)」とも言われたりしています。

ちょっと引用しますね------

'私は「ビジネス・ネットワーキング」のためのイベントが個人的に嫌いです。ほとんどのこういうイベントでは、ビジネスの助けになってくれて、その見返りに自分が何かで相手を助けられるような人を知り合おうとして、歩き回って名刺を交換する相手を見つけるのが目的になっています。私は普段からこういう類のイベントを避けるようにしています。

その代わり、相手のビジネス界の地位に関わらず、さらにはビジネスに携わっている人でなくても、私はその相手との人間関係を持ち、人として知ろうとすることに焦点をあてています。誰にでもみな興味深い部分があると信じています--それが何なのかを見つければいいのです。そして、どちらかといえば、ビジネスの世界に「いない」人との関係のほうずっと面白いことに気づきました。というのも彼らはほぼ必ずユニークなものの見方を教えてくれますし、彼らとはずっと純粋な関係を持てることが多いからです。

何かを獲得しようとするのではなく、友情を築くために、あなたが知り合った人に対してどうすれば心から関心を寄せられるかを見出すことができれば、おかしなもので、いつか将来、ビジネスかプライベートでほぼ確実に何か恩恵をうけるものです。'
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いかがでしょうか?

彼女のような生まれながらの有名人は、「向うから寄ってくる怪しい人」がとても多いと思いますので、かなり警戒が必要というのもあるかと思いますが、「人脈」を作る、ではなくて「友好」を深める、そのために自分も魅力的になっておく!というのがビジネスにおいてもプラべートにおいても大切なの事なのかな、と思います。